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ヘアスタイル流行の歴史

時代 ヘアスタイル名 ヘアスタイル詳細
古墳・大和

平安・鎌倉・室町
垂髪 最も古く素朴なヘアスタイルで古墳・大和の時代から平安・鎌倉・室町時代まで各時代を通じておおかた女子はこのヘアスタイルだった。
「すべしもとどり・すべらかしともいう」髪を頭上中央で分けて後ろに下げ、背に垂れたヘアスタイルで花や木の葉を髪飾りにしていた。
飛鳥・奈良・平安・鎌倉・室町時代中期 振分髪 飛鳥時代から室町時代の中期までによく見られた男児・女児のヘアスタイルの一種。
髪を肩までの長さに切り、頭上中央で左右に分けさばいたまま、垂らすヘアスタイル。
奈良時代

平安時代初期
頭上一髻 仏教伝来中国の文化の輸入に伴い新しいヘアスタイルが入ってきた。
(ずじょういっけい)ともいう。髻(もとどり)を一つ作ったものを頭上一髻と言い、このヘアスタイルは初めは男子のヘアスタイルだった。また、このもとどりを頭の上に二つ作ったもので銀杏返しを思わせる型や島田髷のようなものを頭上二髻といった。
桃山時代
根結い垂れ髪/td> 根元を一つに束ねて後ろに垂らした簡単で最も古典的なもので大昔から行われたヘアスタイル。現代でもよく見られるヘアスタイル。桃山時代には武家の女房に多く見られ、民間では前髪を短く切りそろえて根を白の元結いで結んだもの、元結いを広く巻き付けて髪を短く切ったものもあった。
平安時代後期・鎌倉時代・室町時代中期 びんそぎ(鬢そぎ) 平安・鎌倉・室町と時代が流れるにつれ垂髪にも変化を付けるようになった。女子が年頃になると垂髪の鬢(びん)の前方部(頬の両側の部分に当たる所)を短く切りこのヘアスタイルを鬢そぎといった。
室町時代中期ごろ おすべらかし(大垂髪) おうすべかし、あるいは大すらべらかしともいわれる。女子のヘアスタイルの一種で、前髪をとり、両鬢を大きくふくらませ、髻(もとどり)を背後にすべらせて長く下げたものをいう。
平安時代からの宮廷女子の垂髪(たれがみ)形式が、鎌倉・室町時代を経て、江戸時代に至って定型化したものである。普通の垂髪に対して特に大きなものをいった。平安時代の垂れ髪と異なるところは、鬢を大きく張ったことと垂髪のかもじのところどころに絵元結(えもとゆい)や水引を結んだことである
鎌倉時代末期から室町時代初期 からわ(唐輪) 鎌倉時代末期から室町時代初期に結われたヘアスタイルの一種で、当時は男子の髷(まげ)であった。初めは武家の少年、寺院 の稚児(ちご)などのヘアスタイルで稚児輪(ちごわ)ともいった。 天正年間に、一部女性の間で流行した唐輪は、中国女性のヘアスタイルをまねたもので、前期のものとは形がかなりちがっている。その髪風は頭上で髪の輪を作り、その根を残りの髪で巻き付けるもので、その輪は4つの場合、3つの場合、2つの場合があった。その一種である一つ輪は後に変化して兵庫髷となり、江戸時代の遊女間に流行した。
室町時代から江戸末期 かむろ(禿) 室町時代から江戸時代末期に起こったヘアスタイル。首の周りくらいまで髪を短く切りそろえる。かぶろ・きりかぶろ(切り禿)ともいう。禿の語義は頭毛の脱落すること、はげることでそれから髪を短く切ることを言ったと考えられている。後にはもっぱら童女の髪として長く行われ、江戸時代の遊女の召使少女を禿と呼ぶのも童女の髪名が転用されたと考えられる。
江戸時代 こうがいまげ(笄髷) 江戸時代の女子の頭ヘアスタイルの一種。笄を髪飾りとした髷(まげ)に挿して用いたようなヘアスタイルで、ちょっとした変化を加えることによって、いろいろな型がある。
幕末(江戸初期)から明治時代 おばこ結び 単におばこともいう。幕末に江戸に起こり、明治時代にかけて結われた主婦のヘアスタイル。髻の毛をひとねじりして右回りに髪を前の方へ撓め(たわめ)(ちょうど片外しを作るときのごとく)一回転して髪先を根の周囲にぐるぐると蛇のとぐろを巻く様に巻き上げ、根に笄(こうがい)「また中挿し」をさして輪の上に出して留める。一名遣手(つかいて)結びともいった。
1716年~89年(享保から天明)の江戸時代中期 かつやままげ(勝山髷) 承応、明暦{1652~58}のころ、遊女勝山によって始められた髷。特徴は根で結んだ髷を後ろから前へ曲げて輪を作り、髷の先を髷の内側へ折り返し、根の部に元結いで結びつける。初めは遊女だけが結っていたが、のちに一般化し元禄期に盛んに流行した。江戸中期の勝山髷は、髷の輪がいくらか扁平になり髷の幅がいくぶん広がってきた。享保から天明{1716~89}にわたる70~80年の間は振るわない時代だった。その後勝山髷は後古丸髷とよばれ、文化ごろより急速に一般婦人のヘアスタイルとなり同時に型も変わってきた。総体的に年増が結うことが多く、幕末頃になると既婚婦人のユニフォームにも比すべき結髪と考えられた。正式には笄(こうがい)を挿し、略式には両天簪(りょうてんかんざし)をさした。
江戸中期 さきこうがい(先笄) 江戸中期からとくに関西の既婚婦人の髷(まげ)として結われた日本髪の一種。島田髷の一種とみられるもので、島田の形に髷を作って、あまった毛先を笄の下から上へ立たせ、さらにS字形に笄を巻きつかせ、先端を中へはめこんだもの。のち「橋」と俗に言う細い仮髪を髷の上に渡すようになった。
江戸時代中期 片手髷 笄(こうがい)を使用して結髪する笄髷(こうがいまげ)の一種で、片笄(かたこうがい)ともいう。髪の根元を元結いでしばり、上へまわして、根にさした笄に髪の先を巻き付けたもの。江戸時代中期に関西で、変わった風を好む女性や占い師、医師の女房などが、まれに結ったといわれる。江戸大奥の上級の女中が結った片外し(かたはずし)に似ているが、片外しの場合は後の輪がねたようになり、片手髷は後の輪が立つとされている。
江戸時代 玉結び 江戸時代に結われた女子のヘアスタイルのひとつ。髪を垂らしてその先を輪に結んだもの。その結び方が簡単なため、起源が古く(平安時代からそれらしいものはあった)広く行われていたが、儀礼の髪としては価値のないものとされていた。輪が大きく上のほうにあるものは卑しく、輪が小さく下の方にあって元締め(もとじめ)をかけてあるのが上品とされ、庶民でも、上流社会で結われていた。
江戸時代 片はずし 江戸時代の御殿女中などが結っていたヘアスタイルのひとつ。たとえば、かぶきの先代萩(はぎ)の政岡や、重の井の岩藤などの結っている髷(まげ)はこれで、笄(こうがい)を横に貫き一方をはずしたもの。笄を抜けば下げ髪となる。
江戸時代全期 島田 江戸時代の寛文年間、東海道島田宿の遊女達が結い始めたものといわれ、また寛永ごろの歌舞伎(かぶき)役者島田万吉の髪の型から起こったものといわれ、また、しまだは、締めた、という語がなまったものとの説もある。主として若い未婚の女性に結われる。しめつけ島田・やつし島田・投げ島田・小万・腰折り・小枝(さえだ)・きりずみ・結び・とりあげ・根細・文金・つぶし・かけおろし・いたこ・吉原など島田の名をつけた髷(まげ)が江戸時代全期を通じて大いに行われた。また文金高島田などは婚礼に結われる風習となって現今に伝えられている。根を高く結ったものを高島田・文金島田といい、髷下(まげした)に紋縮緬(もんちりめん)のような吉野紙を用い、後世にひ縮緬がかけられるようになった。根の低く平らなものを、つぶし島田といい、島田の中央を細くしたもので、鹿子絞(かのこしぼり)の縮緬(ちりめん)を髻(もとどり)に巻きつけてある。
江戸時代後期(18世紀後半) つぶし島田 島田髷を押し潰したように髷を低く結ったもので江戸時代末期に生じた名称である。この時代には江戸や京都や大阪などでも、民間の娘達も芸者も遊芸師匠も皆一様にこの髷を結い、若い女性のシンボルみたいなものであった。しかし現在では「つぶし島田」は芸者や、それに類する商売女の結髪と考えられている。これに手がらをかけたものが結綿で若い娘が結う。元来島田髷は種類が多く、立体的な美と変化に富み、しかも安定感を失わない髪として、日本髪の中でも代表的なものである。
江戸時代後期(18世紀後半) 島田くずし 女性の日本髪のヘアスタイルのひとつ。しの字がえし、島田くずしともいう。江戸時代後期(18世紀後半)より幕府や大名家で下級の女中に結われた。鬢(びん)と髱(たぼ)を大きく張り出して、いわゆる、椎茸(しいたけ)髱にし、島田髷と同じように後髷を作り、毛先は割って根の前にさした笄にS字状にまきつける。さらに髢(かもじ)を使って輪を作り笄の下を経て髷へ巻き付ける。結い方が糸巻に糸を巻くのに似ているので「いとまき」とも「しの巻き」と呼ばれる。
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昭和32年頃 カリプソスタイル カリプソは西インド諸島の黒人労働者の間に生まれた4分の2拍子の民謡のリズムである。昭和32年ごろ、このリズムの曲「バナナボート」を歌ってヒットした歌手、浜村美智子が同時に流行させた長い髪のスタイルをいう。毛先を切りそろえずに自然な感じに長く垂らしたものである。
昭和33年、春から夏頃 セシールカット 映画「悲しみよ今日わ」の主演女優ジーン・セバーグのヘアスタイルから、1958年春~夏にかけて流行した非常に短いカットのヘアースタイルである。
昭和33年頃 クラップライン クロォプともいう。クラップとは本来作物・収穫・取入れなどのことではあるが、クラップ・ラインといえば、日本の美容界(日本ヘアーデザイン協会)が昭和33年に発表した、実りの秋を表現したヘアースタイルのこと。
○○○○○○ マッシュルームカット マッシュルーム(きのこ)を連想させるヘアスタイルで若い女の子たちに流行した。
昭和55年ごろ 聖子ちゃんカット 昭和55年歌手「松田聖子」がこのヘアスタイルでデビュー。若い女の子に流行。その頃の歌手は殆どがこのスタイルだった。上の毛より下の毛を長くし段カットのレイヤーでサイドの髪を後ろに巻き上げる感じに流しながらセットするスタイル。

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